声明文

平成21年3月、民主党が総選挙によって、日本で初の政権交代を実現する可能性が高まった矢先、突然、東京地検特捜部は小沢一郎民主党々首を標的とする、西松建設の政治献金疑惑の捜査に乗り出しました。
その狙いは、明らかに、民主党政権の誕生が現実味を帯びる中、小沢一郎代表を失脚させ、ひいては民主党政権の誕生を阻止することでした。
東京地検特捜部の思惑は、小沢一郎代表を辞任に追い込むことでは功を奏したものの、民主党政権の誕生を阻止することは成功しませんでした。
ところが、民主党政権成立後の本年1月に至り、東京地検特捜部は、陸山会の政治資金問題をとり上げ、こともあろうに、小沢一郎民主党幹事長の側近である現職の国会議員及び2名の秘書を逮捕、勾留し、かつ、小沢一郎幹事長自身の事情聴取も2回にわたり敢行しました。
最終的に小沢一郎幹事長に対する立件は不可能となったものの、形式犯に過ぎない政治資金規正法違反に対する東京地検特捜部の異常なまでの大規模捜査は、それを積極的にバックアップする多数のマスメディアの偏向的報道によって鳩山民主党及び小沢一郎幹事長の支持率を大きく下落させるに至っています。
東京地検特捜部及びマスメディアの攻撃は、いかにも小沢一郎幹事長の政治資金疑惑の解明という体裁はとっているものの、その真の狙いが、当初は、民主党政権実現の阻止、次には民主党政権の破壊と、旧勢力(自民党、マスメディア、官僚、財界、アメリカ)の復権であることは明々白々のことです。
そのような旧勢力の目論見を阻止するためには、初めて国政選挙によって大多数の国民の代表として政権を獲得した民主党と、事実上民主党の屋台骨となっている小沢一郎幹事長を守り、支える以外にありません。
また、現在、小沢一郎幹事長と民主党政権を守り抜くことができなければ、日本が再び利権と官僚支配の闇の世界に舞い戻るであろうことは論を待たないところです。
このような共通認識を抱いて今日ここに結集した私達は、以下のことを声明して「小沢一郎幹事長を支援する会」(日本に真の民主主義を実現する会)の創立を宣言します。

  1. 東京地検特捜部は小沢一郎幹事長をはじめとする特定の政治家に対する不当な攻撃を直ちに止めよ
  2. 大新聞並びにテレビ等のマスメディアは、小沢一郎幹事長、民主党政権に対する執拗で偏向した攻撃報道を直ちに止めよ