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平成22年9月29日の当会シンポジウムに参加された鈴木宗 男議員から当支援する会に送られたお礼のハガキです(原文)。

 ・平成22年10月 30日付
平成22年11月 9日付

設立趣意

平成21年8月30日、日本は戦後65年にして初めて、真の民主主義社会の第1歩を踏み出しました。
すなわち、戦後、アメリカ占領軍と、その下で日本の政治を支配していた自由民主党の1党支配から、初めて国民による選挙、投票によって、真に民意を反映した政党が政権を握ったのです。
このことは、120年以上前の明治維新に次いで、日本における2度目の革命的偉業と言えます。
私達、政治に直接関わることのない国民の大多数が、国の基本方針を決めるための手段としては、何年かに1度行われる国政選挙で投票するしか方法はありません。
その国政選挙によって今回60年以上も続いた政権を初めて変えたわけですから、これは一種の革命と言っても差し支えありません。
しかしながら、1度の選挙によって政権が変わったからと言って直ちに国の政治、社会のあり方まで一変するわけではありません。
長い間、この国を支配してきた政治家、財界、官僚、マスメディアなどは、依然として古い体質のまま、国の隅々まで影響力を及ぼしており、あわよくば、また古い政治体制を復活させ、引き続き甘い汁を吸おうと狙っています。
革命によって生まれた新しい体制を快く思わない勢力が、新しい体制を破壊しようとして必死の反撃をするものであることは、過去、現在、多くの国の歴史が示しているところです。
今般、民主党が政権を獲得しようかという段階で突然東京地検特捜部によって摘発された西松建設の献金問題、そして、民主党が政権を獲得した直後に立件された陸山会の政治資金規制法違反事件は、いずれも民主党の最高実力者である小沢一郎党首、幹事長を狙い打ちしたものであることは、一目瞭然です。
東京地検特捜部の狙いが、一人小沢一郎の失脚を意図したに止まらず、自民党を打倒して政権与党となった民主党自体の弱体化、解体、そして古い支配勢力を政権の座に復帰させることであったのも疑いのない事実です。
しかるに、旧体制の擁護者であり特権階層である大マスメディアの連日の政治的、意図的報道に踊らされた一般国民は、民主党政権実現の立役者であることも忘れ、あたかも小沢一郎党首、幹事長が極悪、非道の政治家であるかのような感想を抱かされ、小沢一郎幹事長を政界から追放させようとの世論形成に加担させられているのです。
そればかりか、本来、政治のプロであるはずの民主党、それに連立政権を組む社民党の政治家、閣僚までもが、地検特捜部、大マスメディアの真の狙いを理解する力もなく、あたかも、この問題が小沢一郎一人の問題であるかのごとき無責任かつ無能な対応をくり返しているのです。
私達は、民主党が政権を獲得したことによって、今ようやく日本に、真の民主主義社会がスタートしようとしている矢先に、これを憎悪し嫌悪する旧勢力の反革命テロによって時代を逆戻りさせることを断固として阻止しなくてはなりません。
今、小沢一郎幹事長個人に向けられている攻撃は、正しく私達、真の民主主義社会を求める国民全体に対するものです。
それにもかかわらず、小沢一郎幹事長を擁護しようという声がどこからも発せられないということは、実に由々しいことです。
私達は、以上のような状況認識に立って、小沢一郎幹事長を支援することを、声を大にして訴えるものです。
政治的信条の違いを超え、この国に真の民主主義を花開かせるために、1人でも多くの有志の皆さんが賛同されることを切に願うものです。

平成22年3月
小沢一郎幹事長を支援する会
発起人会  世話人代表  伊 東 章